今までで最高のiPad

3月7日に発表された新しいiPad。
iPad3とかiPad HDとか色々噂されてましたが、結局はただのiPadに名前が戻った新しいiPad。

発表当日、即行でオンラインのAppleStoreで予約しましたので、無事発売日に到着しました!!

開封レビューといっても写真は少なめ。箱も本体デザインもiPad2とほとんど違いがないので・・・

左がiPad2で右が新しいiPad(3rd Generation)。
私は今回は64GBにしました。今回も32GBにしようと思ってましたが円高のおかげか安くなっていたので64GBを選択。

ホント、何も違いがないようにパッと見は見えますよね。

しかし!

Retinaディスプレイなんです。これがもう、ため息が出るほどに美しい!!
紙の印刷物かと思うほどフォントが超絶綺麗。
初代やiPad2を使ってきた人たちほど、今回のアップデートは過去最高だと感じるはず。

あまりに画面が美しいので昨日は随分長時間iPadを弄ってました。
もう絶対にiPad2の1024×768には戻れないどころか、 所有のiMacやMacBook Airが低解像度に見えてがっかりしてしまうほどのインパクトです。
ある意味、パンドラの箱を開いてしまったのか、と思うほど。
これから全てのMacも高解像度へ向けてシフトしていくのではないかと予想されます。そうしないとMacのディスプレイがしょぼく見えてしまいますし。

さて、少しだけ本体の話でも。

厚さがディスプレイの分だけだと思いますけどわずかに厚いです。
ただ、そんなことよりも50グラム重くなっている事の方が残念ですかね。
初代iPadからiPad2にしたとき、軽くなったのがすごく嬉しかっただけに、また増えてしまったのは残念でなりません。
まぁ、おそらく来年発売の第4世代iPadでは薄く、軽くなることでしょう。また買わせるためにあえて不満を残したとしか思えませんw

ディスプレイのコーティングがちょっとiPad2やiPhone4Sと違い引っかかりを感じるなぁと思ってツイッターでつぶやいてしまいましたが、使ってるうちに違和感はなくなりました。手の脂が全く付いてない状態だったからかもしれません。

新しいiPadはシリーズ最高の満足度です。

ちなみに私はiPadを自宅から持ち出す事も想定し、WiMAXを契約済み。そちらの使用感も近々ブログに書く予定です。

以上、新しいiPad到着の興奮をお届けしました。

Apple バージョンアップ祭り

少なくとも2005年くらいからApple信者になって以来、最大のアップデート祭りとなっている気がします。

やらないといけないものは以下の通り。

Mac OS X Lion 10.7.2
iTunes 10.5
iPhone iOS 5(今ココ)
iPad iOS 5
AppleTV v4.4

と、ハードウェアのOSと関連するバージョンアップが山ほど。
他にも、そのOSに対応したアプリケーションのアップデートがたくさんあります。

そして、iCloudが始まります。

MobileMeユーザの私は、MobileMeのデータを全てiCloudへ移行する作業もあるようですし、先はまだまだ長そうです・・・。

感想などは後ほど。

そうそう、iPhone4Sも予約しました。
初日はソフトバンクのサーバが落ちて手続きができないユーザが続出したようなんで、手に入るのはもう少し遅れそうな感じがします。。。

iPad向けタッチペン

iPadには、手描きアプリがたくさんありますが、やっぱり指で書くよりペンで書いた方が圧倒的に使いやすいと思うわけで、随分前から使ってみたいと思っていたiPad向けタッチペンを購入してみました。

先日家電量販店で見たときは、どのメーカーのものがよいのか全く検討がつかず、適当にブライトンネットというメーカーのを買ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

書き心地は悪くなかったのですが、ペン先がちょっと太すぎるんですよね。量販店で見る限りでは他メーカーのものも、そんなに細いペン先のものは無かったので、静電容量式タッチパネル向けのペンというのは皆、この太さなのかと思い諦めてました。

しかし、これまたTwitter経由での影響ですが、WACOMのBAMBOOというペンがそれなりに細めだということを教えていただき、ネットで直ちに購入。本日届きました。ちなみに量販店だと売り切れてておいてませんでした。

箱は結構おしゃれです。

裏側はこんな感じです。各国語で簡単な説明が書かれてます。

先月購入したものが左の白いペンで、今回購入したBAMBOO STYLUSというのが右の黒いペンです。
WACOMのは触ったとき高級感があります。 まぁ、値段も1.5倍はするので実際高級なんですけど。

もうだいぶ前だが、孫正義氏がTwitterで絶賛していたNoteshelfというアプリで試し書きしてみました。
WACOMのほうがやっぱり書きやすいですね。こっちを常用しようかなぁ。

なんだか、普段紙に書くときとは字がだいぶ違ってしまいます。

書いた動作が空振るときがあるので、これが一番イライラしますね。そういうこともあり、まだまだ実用性があるかというとイマイチです。

ただ、ちょっと絵や図を描いて、こんなイメージでどう?といった会話を仕事の中でやる場合などには、十分使えるレベルなのではないかと思いました。

何より、なんだか未来的で書いてて楽しいです。

WWDC2011感想 – iOS 5編

WWDC2011の感想を書くと先日書いておきながら、もうすっかり時間が経ってしまい、感想を書く気もなくなりました・・・。

が、iOS 5に関してはちょっと書こうと思います。
なぜなら、デベロッパ登録をして、iOS 5 betaを最近使い始めたから!

今までは年会費99ドル必要なデベロッパ登録はガマンしていたんです。開発なんてする気ないので勿体ないかなと。
しかし、今回のiOS 5はまだ数ヶ月も使えないじゃないですか。あまりに待つ時間が長いので、デベロッパ登録してみることにしました。デベロッパ登録した人だけbeta版が使えるんですよ〜。

それでは、機能ごとに感想を書いてみます。

「通知センター」(Notification Center)

今までは、MMSが着信したら画面の中央にポップアップしてきて、何かアプリを操作していても急に割り込まれる事がありました。また、Mailも含め何か新着があると、アプリのアイコンの右上に数字が赤く表示されていると思います。これらって、情報が色んな所に散らばっていて後から追っかけにくいんですよね。
それを一気に解決してくれるのが「通知センター」という機能。これは、各種通知情報を一覧表示してくれるというもの。
どうやって使うかというと、iPhone/iPadの画面一番上の時計が表示されているところをタッチして下に指をスライドすると、一覧が上からスルッと出てきます。すると、カレンダーに登録して予定、メールの未読分、MMSの新着などが一望出来るってわけ。ちなみにAndroidユーザ曰く、Androidにそっくりな機能がすでにあるらしいです。まぁ後追いしている方がそういう付加機能は付けやすいですよね。

ロック画面にも表示可能なんで結構便利なんですが、最大の欠点に気付きました。画面上部のバーって、ウェブサイトとかツイッターとか見てるとき一番上までスクロールしちゃいますよね。通知センターを呼び出すと意図せず必ずスクロールされちゃうので不便極まりないです。アップルのくせにUIが考えられてないなぁと思いました。正式版までにはなんとか解決方法を示して欲しいです。

「マルチタッチジェスチャー」

これはiPadのみなんですが、4本指でタッチして上にスライドするとホームボタンダブルクリックと同じ動作をします。また、アプリ起動中に4本指でタッチして左右にスライドすると、別のアプリに瞬時に切り替えが可能です。いちいちタスク切り替えのためにタスクアイコンを表示する必要無し。これは便利です。あと5本指でつまむとアプリが終了します。ホームボタンを1回押すのと同じ機能なんですが、iPadって画面の向きによってホームボタンの位置が変わってしまうので、案外便利な機能です。

「リマインダー」

アップル純正のToDoアプリです。てっきり「メモ」アプリに統合されるのだとばかり思っていたのですが、「リマインダー」という単独アプリです。ToDoのようなタスク管理アプリはサードパーティ製が腐るほどあるのに、あえて実装する理由が全くわかりません。まぁ、サードパーティ製では有料アプリが多いジャンルなので、無料ってのは魅力といえば魅力かもしれませんが、たいした機能も無いので使うかどうかは微妙です。iCloud連携があれば便利かもしれませんが、iCloudってサードパーティ製アプリでもAPI開放するってWWDCの基調講演にて言ってたし、既存の人気アプリも対応してくるんじゃないかな?

「Safari」

まず、iPadのみですが、Safariにタグが出来ました。おかげでPCライクなブラウザの使い方に近づけたかと思います。ページ切り替えが非常に早く行えるのでこれは便利です。ただ、iPadのシンプルさがまた一つ失われたという感じもしますが。

また、Mac版Safariには既に実装済みのリーダー機能もiOS版に組み込まれました。これはウェブの広告業界にとっては痛い機能かもしれませんが、利用者からすると文章だけをじっくり読みたいときに便利です。リーダーはiPhone版のSafariでも使えます。

あと、リーディングリストという後で読む機能もSafariに追加されました。InstapaperとかRead It Laterなどのウェブサービスでお馴染みですが、ブラウザ標準機能になると結構便利かもしれません。iCloudを使って全端末にも共有されるようなので、MacもiPhoneもiPadもSafari使ってるよ、って人でInstapaperのようなサービスを使ってない人にはオススメかも。こちらもiPhoneでも使える機能です。

機能について目立ったのはこんなところ?
アプリの更新を複数まとめて出来るようになっていたり、もっと色々細かい機能追加がありますが、長くなるのでここまでにします。

最後にβ版で気になった点を3点ほど。

・日本語変換が酷い

iOS 4.3より使いにくくなりました。変換精度は元々良くなかったけどさらに悪くなりましたし、GUIも文字を大きくみせようとした結果だとは思いますが、画面が狭く感じます。特にiPhoneではやめてほしいくらいの改悪。MMSなんて過去のやりとりの吹き出しがほとんど見えませんよ。

・バッテリの持ちが悪い

iOS4.3のときよりバッテリの減りが明らかに早くなりました。まぁbetaなんで正式版リリースまでにはなんとかなると信じてガマンしよう。

・MobileMeメールのプッシュ通知がほとんど失敗する

MobileMeメールのメリットってプッシュ通知ですよね。それがかなりの確率で失敗してしまいます。おかげでMailアプリを起動してメールを取得する手間がかかります。これは何が問題なのか不明です。とにかくメールがプッシュされません。

以上です。

betaなのに意外にも処理が重くなるとか、アプリが固まるといったことはありません。そのあたりのパフォーマンスは維持されています。感覚で言ってしまいますが、新機能にバグが多いって感じでしょうかね。

あとはiOS5の正式リリース日と、プリインストールされて出荷されるiPhone5の発売を待ちたいと思います。ソフトバンクのキャンペーンが9月末までだったような気がするので、10月なのかなぁとちょっと不安ですが・・・。

[追記]
その後、数日使い続けていると、MobileMeのプッシュ通知に失敗する件は勝手に解消しました。
MobileMeサーバ側の問題だったのかもしれません。Twitterではつぶやきましたがブログも追記しておきます。

iPad2、日本でもようやく発売

前日の夜9時半まで正式発表されませんでしたが、4月28日から日本でもようやくiPad2が販売開始されました。

というわけで、私は早速初日の今日、アップルストア銀座まで買いに行ってきましたよ〜。
いつもはオンラインストアで済ませるのですが、今回だけは29日から帰省する予定なので、今日買っておかないと戻ってくるまで買えないというもどかしさもあり、いつもは絶対並ばないのに並んで買っちゃいました。

 
先頭と最後尾はこんな感じでした。
私はこの時点ではアップルストア銀座の列に並ばず、有楽町ビックカメラも見に行ってみました。
そしたらビックも階段に大行列が・・・。

というわけで、どうせ並ぶなら聖地アップルストアのほうでしょう、という信者的発想でこちらに並びました。


こんなカードをもらいました。私はホワイトのWi-Fi32GBにしました。

結局10:45〜13:15 の2時間半並んでようやく買えました。。。


ちなみに、アップルストア銀座入口にはカラフルなでっかいスマートカバーが。これじゃ本当に風呂蓋だよ・・・w

さて、開封の儀と行きます。


じゃじゃーん。本体とスマートカバーになります。色はこの淡いグリーンにしました。グリーン大好きなんで。


開けたらこんな感じ。本体下はいつものアップル製品と変わりないですね。


日本版の説明書入り。やっぱ日本人なんで海外版ではなくこっちが欲しいです。まぁ、これ以外は世界共通仕様だとは思いますが。


本体裏はこんな感じでフラット。初代は中心に向かって膨らんでますので、ぺっちゃんこな感じです。
とにかく、もったとき薄い!と感じました。

 
スピーカーに特徴がありますね。初代は音が鳴ると本体が振動するがっかり仕様だったんですが、だいぶマシになりましたね。あとカメラが後ろについてます・・・フロントはテレビ電話だからわかるけど、裏のはいつ使うんだ?


次はスマートカバー。ケースから取り出すとこんな感じです。磁石で定位置にピシャっとくっつきます。
これは良いアイテムですね。しかも蓋の開閉で電源もOFF/ONされる優れもの。


カバーを巻き付けると、これまた磁力で三角形に固定され、このようにiPadを斜めに使えます。
ただねぇ、初代の時も思いましたが、この斜面の角度、もう少し大きくして欲しい。ちょうど部屋の照明が画面に写り込む角度なんで困ります・・・。


最後に、初代との記念撮影。初代の発売日は2010年5月末だったので、たった11ヶ月のつきあいでしたが結構使わせていただきました。

初代からのデータの移行は、iPad2をiTunesにつなげば勝手にやってくれます。
・・・ただ、フォルダでまとめたアプリが全部ホーム画面にバラバラにされてしまったため、それを手動で復元するのに時間がかかりました。フォルダ以外は全く問題無かったですね。お手軽移行です。

とりあえずGarageBand for iPadを買ってみました。 全く使い方わかりませんが。

以上、iPad2購入レポートでした。

Apple、iPad2を発表

3月2日午前10時(日本時間3日午前3時)に米Appleがスペシャルイベントを行い、大方の予想通り「iPad2」が発表されました。名称も2でしたね。

今回のイベントは既にPodcastで配信されていますので、早速見てみました。(偶然にも本日仕事を休んでいたので午前中にじっくり見れました。決してイベントのために休んだんじゃないですよ?)

話題は大きく4つでしょうか。

1.ジョブズによる基調講演

何気にこれが一番のサプライズだったと言えそうですが、病気療養中のはずのスティーブ・ジョブズが登壇し、プレゼンを行いました。これは嬉しい。身体を大事にして欲しいと思いつつも、やっぱりジョブズに発表してもらったほうが物欲が高まるってものです。この魔力はジョブズ以外では不可能です。

2. All new design iPad

iPad2は初代からデザイン変更。初代よりも薄く、軽く、そして速くなりました。まさに正当進化。
その他ハードウェアの特徴としては、背面と前面にカメラが搭載。いよいよiPadでもFaceTimeが可能になります。iPhone4と同様にジャイロスコープも搭載。ジャイロを活かしたゲームアプリもリリースされることでしょう。
カラーバリエーションにホワイトを追加しブラックとの2色展開。(白も同日出荷されますとジョブズがジョークを言ったのが笑えましたw)
プロセッサはApple A5カスタムオンチップ。デュアルコアであることの他、グラフィック性能が極めて高く、初代の9倍の性能らしいです。RAMが256から512MBくらいに増えたかどうかも気になるところ。(RAMはいつも公式発表されません)

ただ、これだけです。 これをたいして進化していないと考える人もいそうですが、少なくとも今、iPadユーザな人にとっては、今までの不満点が多く改善されたモデルだと思えるのではないでしょうか。私も初代iPadを使っていて不満だったのが、本体が重くて腕が疲れることと、iPhone4より処理がもっさりするときがあることだったので、今回のiPad2でこれらは全て解消しそうです。
まだiPadユーザでは無い人にとってはそんなことはあまり関係ないですし、そもそも初代の完成度がそれなりに高いのでそこまで機能追加することも無かったのでしょう。むやみに機能追加をして複雑にし、スペック争いをしないAppleらしい戦略でもあります。

もう一つの不満点だったiPadケースも改善していて、基調講演の中でもアピールしていました。日本では早速、風呂蓋という別名がつけられてますが、スマート・カバー(ケースではなくカバーな点に注意)とわざわざ名称まで専用のものを用意しているほどの自信作みたいです。ちなみにカラバリが10色もあるのでどれを買うか悩むほどです。

3.iPad版iMovieとGarageBand

iMovieとGarageBandのiPad版も紹介されました。Macではお馴染みのiLifeアプリです。
特にガレージバンドの出来が非常に良く、面白そうだと思いましたが、同時に今まで楽器アプリを作ってきたデベロッパーにはきつい発表だったんじゃないかと思います。たった4.99ドルであそこまで作り込まれたアプリが公式からリリースされるわけですからね。これは想像ですが、AppleはiPadアプリとはこのくらい作り込まなければならないという指標としたいのではないでしょうか。Appleがアプリの数だけでなく、質もよくしたいと考えている可能性があります。

4. iOS4.3リリース

11日にiOSも4.3にバージョンアップ。iPad2対応版みたいですが、同じiOSのiPhone / iPod touchも対象です。
以前から話題になっていたVerizon iPhone4に搭載されているパーソナルホットスポット機能も4.3で追加されるようですが、はっきりと『日本を含む一部の国々では、ご利用いただけません』と書いてありました。
これにはがっかり。auが先日テザリング解禁と発表していましたし、ソフトバンクもこのiOS4.3を機に解禁しないと、Appleの足を引っ張ってるキャリアと言わざるを得ません。

以上です。基調講演は終始iPadオンリー。噂されていたMobileMeのクラウド戦略などは一切ありませんでした。まぁ、iTunesのクラウド化とも関係していそうなので、9月の音楽イベントまでおあずけかもしれませんね。4月〜6月はiOS5やiPhone5も控えてますしAppleは忙しそうです。

iPad2の発売日は米国で11日、日本では25日です。今月末には買えるという事ですね。(初代は米国での人気がありすぎて日本発売は1ヶ月遅れましたケド・・・)

最後に私の予定ですが、今のところ日本のAppleStoreでは予約を受け付けていませんので予約はしていません。でも、予約開始したら即予約し、なんとしても発売日に手に入れる予定です!やっぱり初代はブラックのみだったのでホワイトにしたいですね。


iPadって、今はまだ嗜好品だと思います。ぶっちゃけ無くても困らない。でも、何かこう・・・使っているとイノベーションを刺激されるというか、何か未来的な感覚が好きです。Appleはテクノロジーとリベラルアーツが交差したところにある製品だと言ってます。ただのPCと化し、テクノロジーしか見えていないAndroid3.0とは違い、テクノロジーより先にあるライフスタイルを提案できているからこそ、iPadには魅力があるのだと思います。イベントの冒頭に流れたiPadのPVを見て、まさにそんなことを感じました。あのPV、Podcastで配信されていますし、一度見てみる事をオススメします。iPadってこういう製品なんだ、と、カタログスペックでは決して見えてこない世界がわかります。

7notes から考えるGUIの大切さ

7notesというiPadアプリが先週末から話題になってましたので買ってみました。

1500円のアプリですが2月末までは900円で買えるようです。
で、何が話題になっているかというと、手書き認識のスゴさでしょう。実際に使ってみるとわかりますが、手書きした文字をそのまま使う事も出来ますし、手書きをワープロ入力に変換してくれたりもします。その認識レベルがすごく正確でして、この部分においては非常に使えるアプリだと思います。

なぜ「この部分において」・・・と書いたかと言いますと、ここからが本題。

この7notesというアプリ、手書き認識以外のアプリ全体の設計がダメ過ぎです。とにかくGUIが酷いです。全く直感的に使えませんので、自分がこうやりたい、と思う機能があるのか無いのかもわかりませんし、あったとしてもそれを見つける難易度が高すぎます。Apple純正アプリを触ってみてもう少しiOSのGUIについて理解してくださいって言いたくなるレベルです。

まぁ、ここからは想像ですが、おそらく事情があるのでしょう。私が思うに、iPadだけではなく、Androidタブレットにも移植しやすいように作っているんだと思います。マルチプラットフォームを意識したアプリって大抵GUIが酷いですからね。確かにiOS向けにGUIを作り込んでしまうと、他のプラットフォームへ移植するのが大変なのはわかりますが、手書き認識や変換技術がすごいだけに非常に勿体ない判断です。

そんな感想でした。

私が仮にこのアプリを世に出すとしたら、もっとシンプルなアプリにしてしまいます。手書き認識と文字変換以外はほとんど機能がないくらいシンプルに。まずは何が売りなのかを絞り込んで、それ以外の要素を排除してしまったほうが人気が出ると思います。最近流行のものって大抵最初はめちゃくちゃシンプルですからね。そこから徐々に肉付けしていったほうがいいと思います。ですので、最初にクラウド登録させる機能も不要です。こんなものは、あとでユーザの要望が増えてきたときに実装すればいいんです。

エンジンとなってる機能が優秀なだけに、勿体なすぎるアプリですね。

新聞や雑誌はタブレット端末で復活できるのか?

本日(日本時間午前1時)、米国で以前から噂されていた電子新聞「THE DAILY」が発表されました。

このTHE DAILYというアプリ、昨年末くらいからアップル系ニュースサイトなどではかなりの目玉アプリとして取り上げられていましたし、今回の発表会もアップル幹部が出席するほどですから、鳴り物入りで登場したように思えます。

にも関わらず、ざっと発表内容のニュース記事を見てもワクワクするものがありません。
実際に触ってみると多少は違うのかもしれませんが、記事だけではピンと来ないですね。

そもそも、電子新聞や電子雑誌に未来はあるのでしょうか?

確かに、タブレット端末で見る事を意識して写真や動画を盛り込んだり、FacebookやTwitterと連携したりといかにもな機能てんこ盛りに見えますが、ウェブサイトだけでも十分実現可能なように思います。

ネット上でニュースは無料で手に入る時代に、電子新聞や電子雑誌は私たちのライフスタイルを変えるようなコンテンツとは思えません。

ただ、病気療養がなければスティーブ・ジョブズがイベントに出席する予定だったとも言われていますし、もしかするとまだ見ぬiOS4.3以降かiPad2で化けるような仕掛けがあるのかもしれません。
確かに価格に関しては魅力的ですね。毎日更新されて週99セント、年間でも39.99ドルなんでかなり安いです。
日本だと例えば、日本経済新聞がウェブで有料サービスを始めているようですが月額で4,000円ですからね。金持ち専用新聞としか思えません。

まぁ、ファーストインプレッションなんで、日本でも同様のサービスが開始されたら触ってみたいとは思いました。

- – -
ちなみに同じ日にGoogleがAndroid3.0関連の発表を行っています。むしろこっちのほうがニュースかも。

グーグル、ウェブベース「Android Market」発表–ブラウザからのアプリ購入が可能に – CNET Japan
フォトレポート:グーグル、「Android」イベントを開催–Honeycombをデモ – CNET Japan

これは便利そうですよね。AppleのようにiTunesに縛られていないことが逆に武器になりつつあります。早くiTunesをクラウドに移行しないと。やってることはやっぱりAppleの後追いなんですが、このまま抜かれてしまいそうな勢いですね。

GoogleのAndroid Honeycombイベントの会場からの実況記事 – TechCrunch

なかなか出来がいいように思えます。Androidスマートフォンは触るとがっかりなスマフォばかりなんで欲しいと思いませんが、タブレットはちょっと勉強兼ねて欲しいんですよね。OSは出来てきてますし、あとは魅力的なハードを作るメーカーに期待したいです。

iPad はなぜ1,400万台も売れたのか?

先日、Appleが2011年第1四半期の業績を発表しました。売上も利益も過去最高だったようで、スティーブ・ジョブズの休養問題もある程度は払拭したのでは無いかと思います。(もちろん後継者問題などの話題が再燃していますが)

アップル、2011年第1四半期決算を発表–売上高と利益で再び過去最高 – CNET Japan

一番興味深いのは、やっぱり iPad の売上でしょう。
なんと発売から1年も経っていませんが、この第1四半期だけで730万台売ってますし、以下の記事を読むと、なんとトータルで1500万台近く売り上げたそうです。

[関連記事]
: iPadの成功を誰一人予測できなかった件 - TechCrunch

この全く新しいカテゴリとも言えるiPadがなぜここまで売れたのか?
私が思うに、iPhoneとは違い、iPadは我々消費者の人生において、比較対象となる製品が無いということが一番大きいのではないかと思います。このあたりがiPhoneとの大きな違いではないかと思います。

iPhoneを購入しようか検討する場合、携帯電話はすでにほとんどの人が持っていますので、所有している携帯電話との比較や、 Android携帯という選択肢も検討出来ると思います。携帯電話はみなさん使い方を知ってますからね。

しかし、iPadは初めての製品。どのように使うのかもよくわかりません。よって、確かにAndroid搭載のタブレットも出てきていますが、1番出来の良い iPad 以外を購入するという冒険をする人は、あまりいないと思います。初めて買う製品なのに2番、3番の製品を敢えて買おうと思うのは、デジタルガジェット好きのギークかアンチAppleな人くらいでしょう。
だから iPad はここまで売れてるんじゃないか、と思うわけです。

次の記事も面白かったです。

Appleのティム・クックがiPadとMacの関係について:「もしこれが共食いなら、なかなかいいものだ」- TechCrunch

共食い現象があったのか? 正直なところ私にはよくわからない。しかし、恐らく何らかの共食いは起きていると思う

と、ティム・クックCOOは会見の中で答えているそうです。
また、

iPadはMacの売上だけでなく、広くパソコン業界全体の売上を食っている。Cookによると、Appleは未だに市場全体では比較的シェアが小さい。「だから、他社の方がずっと被害は大きい」と言う。

とも言っているようです。なかなか面白い分析です。
おそらく、一番被害を受けたのはネットブック市場ではないかと思います。ジョブズはネットブックなんてガラクタだと切って捨てましたが、iPadによって急成長しつつあるタブレット市場によって、ネットブックは本当に駆逐されるかもしれませんね。

[関連リンク]
AppleのCOO Tim CookがAndroidタブレットを”へんてこりん”とけなす – TechCrunch

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